転職エージェントを利用する際のメリットや注意点

tensyoku

転職エージェントの登録時に心掛けること

転職活動をする時に転職エージェントのサイトに登録を行う人がほとんどの時代になりました。

転職サイトに登録すると、エージェントから求人案件がメールで送られてきたり、キャリアコンサルタントから直接電話やメールで特定案件紹介の連絡が入ったりします。入ってくる情報があなたの希望条件にマッチする度合いは登録内容でも変わってくるものです。希望の職業に効率的に辿り着くために登録時に心掛けたいことをご紹介します。

経歴は簡潔に分かりやすく

転職エージェントごとに登録内容のフォーマットが異なっているでしょう。

予め職務経歴書をテキストファイルに作成しておいて、登録の際に切り貼り入力するとスムーズです。その際に改行を適宜入れたり、長い文章だと改行の位置を確認したりしてオンライン上でもスッキリと見えるように配慮をしてください。内容は実際の職務経歴書と同じくひと目でわかる理解しやすいものであることが鉄則です。

長い文章は敬遠されるので注意が必要です。各エージェントのスタイルに合わせて言葉を選んで編集をし、簡潔に分かりやすくまとめるようにしましょう。必要事項を入力後に全体の見た目まで忘れずに確認するようにしましょう。

また、希望条件にあまり関連しない経歴があるようなときは、短くサラリと触れる程度に留めておいた方がいいです。

フォーマットによって記載自体を避けることができれば省いてもいいですが、どうしても必要な場合は、関連性の高いものと、低いものの比重差をしっかりとつけることで全体の分量の調節を行っていきましょう。

本来であれば転職先検索をする時点でどんな職種でどんな仕事の内容でというのが決まっていることを前提にしたいものです。でも複数業種を絞れない場合は、記載内容の強弱をつけにくくなります。

転職サイトによっては、その機能の中に希望条件に応じた複数の職務経歴の保存が可能である場合もあるので、ここは有効に活用しておきたいところです。

未経験職種を希望する時の登録内容

未経験の職種を希望している時の経歴の業務内容の中では、業界や業種独自の専門用語はできるだけ少なくするように心掛けてください。

未経験ということは異業種からの応募になるので、経験してきたその業務内容を採用担当者が見た時によくわからないことが多いからです。

金融や医療、マーケティングやリサーチ、研究の分野でも専門用語は多いものです。クロスセリング、アカウンタビリティ、シー・エスなどはマーケティング業界でよく使われ、スキーム、アクセシビリティ、コンバージョンなどはIT業界でよく使われます。業務内容の表現としても使いたくなるものです。日本語の動詞に入れ替えられるもの場合も多いので、異なる業界、業種の人が見ても理解しやすい言葉での表現に努めることが大切です。また応募する業務に関連性のある内容や言葉を入れることが最も重要だと覚えておきましょう。

経験が長くて、無意識に使ってしまうこともあるので、自分が使っている文面や言葉についてすぐにわかるものかどうか違う仕事をしている周りの友人や知人に聞いてみてもいいでしょう。

特化サイトであれば登録内容も絞る

ITや経理、外資系、金融、医療などへの転職の際は、その分野に強い転職サイトがあります。

この場合の登録内容は専門用語、特に固有名詞は駆使しておいたほうが得策になります。ITエンジニア職では、アジェンダ、パラダイム、コンテクストなどのカタカナ表現が頻用されます。

医療業界なら、インターベンション、MR、MDなどがあるでしょう。採用担当者や転職エージェントが適任の登録者を探す際にキーワードにする可能性も高くなります。

きちんとした使い方で記載されていれば、理解力、駆使能力を表すこともできます。

転職エージェント経由のメリットと注意点

求人案件の紹介、アドバイスなどを転職エージェントの支援を実際に受けて応募するのと、自分で転職サイトを検索して直接応募することの違いを知って臨機応変に利用したいものです。

どちらも転職希望者にとってはありがたい無料で支援を受けられるところがほとんどです。偏らず、両方から上手に使って、自分の主体性を忘れずに転職活動の効率化を図りましょう。

転職エージェントを使うメリット

■職務経歴書や面接の質が変わる

職務経歴書や面接へのアドバイスを受けることができます。自己流で職務経歴書を作成し、面接での質疑応答を考えるよりも、その準備段階の質を向上させることができます。

登録時の面接が本番のための実践練習になるだけでなく、対面練習なども可能なので、積極的にお願いしてみてください。

■求人のことをよく理解している

転職エージェントは求人内容をよく理解しているので、詳細を確認することができます。

求人内容の文面だけでは捉えにくい企業の雰囲気や求められている本質を知った上で、適任と思える人を紹介します。このことは企業にとっても、転職者にとっても失敗を少なくするのにとても頼りになるのです。

■転職に関する相談相手

何をすればいいのかわからない時、行き詰ってしまった時、打開の策を提案してくれるのがキャリアコンサルタントです。

希望のキャリアを築くために転職活動時にできることは、実は応募を繰り返すだけではないこともあります。

あなたの本当のキャリア構築のためにキャリアコンサルタントは知恵を貸してくれるでしょう。

■隠れた案件の存在

オンライン上に出ていない求人案件を転職エージェントは持っています。

企業がオンライン上での公開を望まず、極秘に求人するケースがあるからです。これが転職エージェントの大きな特質でもあります。

サイトでは見つからない隠れた求人があなたにマッチしていれば紹介をしてもらえるでしょう。求人情報の幅を広げることに繋がりますし、この場合、自分で検索するより条件の良いケースが多いでしょう。

■諦めそうな求人案件への可能性

自分で求人案件の条件を見て、資格を持っていない、経験年数が足りないなど当てはまっていないと思えた時、その場で応募する求人候補から外してしまうことはよくあります。

転職エージェントでは他の経験や能力から、諦めそうな求人へ応募する可能性を見出してもらえることがあります。

その際にももちろん、企業への推薦役として尽力してくれるので、前に進める可能性が高まるでしょう。

■流れも交渉も任せられる

企業の選考情報、面接日の日程調整、心配や不安な点を企業に確認、給与の交渉まで転職の際の流れを転職エージェントは引き受けてくれます。

自分では直接言いだしにくいことも、うまく間に入って伝えてくれます。

特にまだ在職している人にとっては、日中や平日のやり取りが多くなるので大きな助けになるでしょう。

転職エージェント利用が効かないケース

上記のように転職エージェントを利用するメリットはたくさんあるのですが、すべてのエージェントがそれらのメリットを満たす力を持っているとは限りません。おいしいレストランと、味の良くないレストランがあるのと同じです。

見極めは難しいものですが、登録面接などでの印象や、その後のやり取りでよく自分の経歴や個性を把握しようとしてくれるかがポイントになるでしょう。十分なアドバイスやサポートを得られているかどうかの点も考慮して利用するようにしましょう。

また転職エージェントが仕事を必ず決めてくれる存在と捉えるのは間違いです。転職活動での自分の指針はしっかりと持ち、一つの手段として有効な部分を活用しましょう。